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上場インデックスファンド新興国債券(1566)

上場インデックスファンド新興国債券は日本初の現地通貨建ての新興国の国債に分散投資できるETFです。

ベンチマークはブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス。

上場インデックスファンド新興国債券の実際の組み入れ国は2017年3月のデータで、韓国、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、コロンビア、ロシア、マレーシア、イスラエル、フィリピン、インドネシア、ハンガリー、ペルー、ポーランド、トルコ、チリ、タイ、チェコ、ルーマニアの18ヶ国の国債、153銘柄に分散投資されています。

特定の国の国債に集中せず、各国への投資が10%以下になるように投資できるのが魅力です。

格付け

参考までに組み入れ国の国債の格付け(S&P)も調べてみます。

投資適格債

韓国AA
チリAA-
チェコAA-
イスラエルA+
マレーシアA-
メキシコBBB+
ペルーBBB+
タイBBB+
ポーランドBBB+
コロンビアBBB
フィリピンBBB
ルーマニアBBB-
インドネシアBBB-
ハンガリーBBB-

投資不適格債

南アフリカBB+
ロシアBB+
ブラジルBB
トルコBB

上場インデックスファンド新興国債券(1566)のチャート

上場インデックスファンド新興国債券(1566)の市場価格の円ベースでのチャートです(2017年7月11日)。

2012年〜2013年に大きく上方向に大きくブレて、2013年5月10日に市場価格は73,000円をつけました。それ以降、2015年から2016年にかけて新興国通貨に対して円高局面が大きく進みました。

2016年06月28日に47,350円まで下がりました。直近の2017年7月11日の引け値で53,200円まで回復しています。

債券のETFですが、為替リスクのブレが大きいETFです。

分配金履歴

参考までに年間の分配金の履歴をまとめておきます。

  • 2013年 3,034円
  • 2014年 3,019円
  • 2015年 3,068円
  • 2016年 3,083円

ETFなのでタコ足分配でないのがありがたいです。

2012年7月10日から2017年3月10日まで、分配金の履歴は約500円で安定しています。年6回配当なので、3,000円ということになります。

もし買うのであれば、分配利回りが高い時期を狙いたいです。2016年は分配利回りは6%を超えていました。2017年03月31日の分配利回りは5.7%です。

純資産総額の推移

定期的にウオッチして追記していきます。

  • 2016年8月31日:68.81億
  • 2016年12月30日:79.73億
  • 2017年3月31日: 87.26億
  • 2017年7月11日: 98.68億
  • 2017年9月26日: 112.57億
  • 2017年12月29日:126.76億

分配利回りの推移

年間分配金3,000円と仮定して各日付の引け値で計算しています。
こちらも定期的にウオッチして追記していきます。

  • 2017年7月11日: 5.6%
  • 2017年9月26日: 5.5%
  • 2017年12月29日:5.5%

上場インデックスファンド新興国債券(1566)データ

ベンチマーク:ブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス
上場取引所:東京証券取引所
分配頻度:年6回
実質運用手数料:0.49%
分配利回り:5.5%(分配金3,000円を2017年12月29日の引け値で計算)
純資産総額:126.76億(2017年12月29日)

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プロフィール

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専業投資家
ETFとリートを中心にインカムゲインに絞った投資をしています。ETFの魅力を知っていただきたくブログを開設しました。
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ETF・投資信託・リートは元本保証商品ではありません。価格、分配利回りは過去の実績にすぎません。分配利回りは銀行預金とは違い、将来を保証したものではないので注意してください。記事の内容は筆者のバイアスがかかっていて正確でない可能性があります。投資にかかる最終決定は、あくまでご自身でご判断下さい。